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<マイブログ>Vol.259 西南役(6)
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 写真は「西郷隆盛宿陣跡資料館」。宮崎県北部の延岡市北川町の俵野という地区にある。写真の奥に見えるのが西郷が宿伯した民家。当時の家が保存されている。
 「和田越えの決戦」で破れた西郷軍は、この「西郷隆盛宿陣跡」の地にあった民家で軍議を開いた。それが最後の軍議だったという点において歴史的に重要である。また、「和田越えの決戦」も最後の組織的な戦いが行われた点で重要と言える。
 そんな歴史上重要な場所が県北部にあるにも関わらず、観光地として整備されてこなかったために、その存在が世間には知られなかったのではないかと思われる。
 だから観光客も素通りしてしまう。「延岡に宿泊してもただ寝るだけ」といった話も聞かれる。延岡は県北部山間部の観光地である高千穂や、観光地が多い県南部の中継地になっている感がある。
 今回、西郷ゆかりの地を訪ねてみて、そういう現状を打破しようという意気込みがあるように感じられた。特にこの「西郷隆盛宿陣跡」周辺はよく整備されていた。
 一方で、この近くに走るJR日豊線の汽車の中からこの史跡は見たときに、「ここは何するところ?」という感じを受ける。大きな看板がないせいだろう。
 また、国道10号線の道路沿いにも「西郷隆盛宿陣跡」の看板があるのだが小さい。その上、ラブホテルの壁に打ち付けられているので違和感がある。偉人の名前を意外なところに見るためだ。
 このユニークな景観について誰かがブログで「シュール(ありえない)」と表現されていた。そのように強く印象づけるのが狙いとは思わないが、他にふさわしい場所はなかったのだろうか。

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