このページの先頭

メインコンテンツ

マイブログ

<マイブログ>Vol.277 間主観(8)
<マイブログ>Vol.277 間主観(8).jpg

 不登校と家庭内暴力の事例R(14才、中学2年)の状況は好転した。そのきっかけとなった話の一つがヨブ記だ。
 ヨブ記とは旧約聖書の話で、Rは教会に通う友人から「苦しみ抜いた人が神の赦しによって本当の幸福を得た話」というふうに聞いていた。再びカウンセラーからその話を聞くことになった。
 ヨブ記によれば、ヨブは幸せに暮らしていたが、突然家族も財産も失ってしまう。苦しみのどん底に陥ったヨブは、それでも信仰心を失わなかった。そのため神によって再びヨブに幸せが与えられた。
 一方、Rは“もの”に価値観を置く親や社会に疑問を感じ悩んでいた。そんなときヨブの話を聞いたRは「苦しみには意味がある。苦悩の先に何らかの光が射してくる」と、大きな勇気をもらったに違いない。
 そして長い苦悩の末、Rは「本当の幸せは“もの”がたくさんあることではない」という真実に到達した。
 ところでヨブ記において、幸せに暮らしていたヨブが突然家族も財産も失ってしまうのは、ヨブの信心が本物かどうか知るための神の成せる技だった。神は人間に真実や永遠なものを与えるために地位や財産や名誉などの空虚なものを奪うことがあるのだ。
 一方、我々の現実世界においても、人は地位や財産を失っても逆に這い上がって、永遠の世界や真実の世界に目が開かれることがある。そのとき目の前の地位や財産などは空虚なものに見えてくるに違いない。

  • 御意見等ございましたらメールにてお願いします。
<マイブログ>Vol.279 間主観(10) 写真有り
[ 2019年12月28日 ]
<マイブログ>Vol.278 間主観(9) 写真有り
[ 2019年12月28日 ]
<マイブログ>Vol.277 間主観(8) 写真有り
[ 2019年12月23日 ]
<マイブログ>Vol.276 間主観(7) 写真有り
[ 2019年12月14日 ]
<マイブログ>Vol.275 間主観(6) 写真有り
[ 2019年12月09日 ]
<マイブログ>Vol.274 間主観(5) 写真有り
[ 2019年12月09日 ]
<マイブログ)Vol.273 間主観(4) 写真有り
[ 2019年12月09日 ]
<マイブログ>Vol.272 間主観(3) 写真有り
[ 2019年10月17日 ]
<マイブログ>Vol.271 間主観(2) 写真有り
[ 2019年10月16日 ]
<マイブログ>Vol.270 間主観(1) 写真有り
[ 2019年09月30日 ]
[ このページの先頭へ ]